テレワークでの騒音問題と、防音・遮音対策について

更新日:9月30日

テレワークをしている人たちを悩ませる騒音問題


神山聴景事務所です。


感染症拡大を受けて、2020年から多くの企業でテレワークの導入が加速しました。導入当初は、社内ネットワークとの接続やセキュリティ問題など、実務面で慌ただしく対応された企業も多かったのではないでしょうか?

あれから2年以上が経過し、情勢も少しずつ沈静化に向かっている状況で、企業の業態や仕事内容に合わせて、出社とテレワークのバランスを取りながら業務を進めている企業が増えているようにお見受けします。というのも、契約書や請求書などを実際の書類ベースでやり取りする必要がある部門や、そもそも現場に行かなければ仕事ができない製造部門の場合は、どうしても出社しなければならないからです。

そんな中、上記の事情以外で本来であればテレワークを出来るはずなのに、ある問題のせいで出社せざるを得ない人たちがいます。


それは騒音問題です。


今回はテレワークで頻繁に発生する具体的な騒音問題の事例と、それを解決する防音・遮音をはじめとした対策について紹介します。



テレワークにおける騒音問題の概観


自宅でのテレワークを実施した人なら経験があるかもしれませんが、テレワークでの騒音問題は大きく分けて2種類に分類されます。1つは周囲の騒音が自分の業務に支障をきたす場合と、もう1つは自分自身が出している音が、騒音と認識されてしまうケースです。

周りの音が大きければ、集中できないのはもちろん、WEB会議に音が入ってしまったら業務の妨げになってしまいますよね。社内会議であれば多少の融通も利きますが、取引先や営業先との打ち合わせや商談時に騒音が発生してしまったら…最悪の場合商談が破断になるなど、致命的な問題に繋がりかねません。

逆に自分自身が騒音と認識せずに出していた音が、周りの人たちにとって騒音とみなされてしまうこともあります。それが同居人であれば関係が悪化してしまったり、近隣住民との間で起きてしまえば訴訟に発展してしまったりという可能性もありますよね。そうなる前に防音や遮音対策をしたいところです。



具体的な騒音問題の事例


では具体的に、どのような騒音が問題になるのでしょうか。いくつかのケースに分けてご紹介していきます。


  • 周囲の騒音が問題になるケース

1.近隣住民や同居人の声・生活音

アパートやマンションなどの集合住宅の場合、隣人や同居人の話し声や足音などが普段生活しているときよりも気になってしまうことがあります。

また今まで気にしていなかった、掃除機や洗濯機などの電化製品も、いざ仕事に集中したいときには妨げになってしまいますよね。他にもお子さんやペットがいるご家庭では、注意をしても中々改善出来なかったというケースもありました。


2.外の交通音や工事音

家の前に車通りの多い道があると、車のエンジン音や、救急車・消防車などの比較的大きな音が室内まで漏れてきてしまいます。国道沿いの住宅は二重窓で防音対策をしている所もありますが、その場合でも日中は常に窓を閉め切って仕事をしなければいけません。

また周囲の騒音でトップクラスに大きい音は工事音です。土木用の機械や建物の解体など、工事作業には騒音の原因になる様々な音が発生します。さらに工事期間が長期に及ぶと、数ヶ月に渡り仕事にならないほどの騒音に悩まされてしまうことでしょう。


  • 自分自身の音が騒音になるケース

仕事中はデスクワークがほとんどなので、自分から発生する騒音で1番多いケースは電話やWEB会議中の声になります。特に1人暮らし向けのアパートやマンションは、壁が薄く声が隣の部屋に漏れてしまうケースがあるようです。家族向けの集合住宅でも、部屋の壁越しにお互いの声が聞こえてしまうこともありますよね。

もし同居人や隣に住んでいる人が、夜勤の仕事をしていたら、かなりの確率で騒音として認識されてしまうことでしょう。

騒音の問題に加えて、社外に出してはいけない情報を聞かれてしまったら、重大な情報漏洩問題に発展しかねません。声の問題は想像以上に大きな問題を孕んでいるのです。



防音・遮音など騒音問題の対策


前章で挙げた通り、騒音問題にフォーカスしてもテレワークには色々な問題ありましたね。それでも出勤時間が短縮できたり、社内のしがらみを気にせずに自分で進められるテレワークはメリットは多く、可能であれば続けたい…という人もいるのではないでしょうか?

そんな人たちのために、テレワークで実践できる騒音対策をいくつかご紹介します。


  • 防音グッズを買う

オフィスや法人向けだけではなく、最近は個人で購入できる防音・遮音グッズが増えてきました。形状はシート・カーテン・マットなど様々で、設置すればある程度の防音効果が見込めます。部屋のレイアウトにこだわっている人は、好みのデザインのものが無いこともあるため、部屋の雰囲気を損なう可能性には考慮しましょう。


  • 防音工事を行う

防音グッズでの対処で改善が見られなければ、防音ブースを設置するなど、より専門的な工事を実施することで更なる防音・遮音効果が得られます。この対策での一番のデメリットは高いコストがかかってしまうことでしょうか。そもそも賃貸の住宅だと工事自体が行えないケースも考えられます。


  • 弁護士に相談する

こちらは個人所有の住宅というより、どちらかというと管理会社向けの対応になりますね。騒音問題が悪質で、対象の人に注意をしても改善が見られない場合にプロである弁護士に相談するのも一つの手段になります。


  • 耳栓やイヤホンをする

手軽に周りの音を遮音したいなら、お持ちのイヤホンや耳栓を使うのも良いでしょう。特に集中したいときに耳栓をつけることは、テレワークに限らず一般的な方法といえます。しかし不自然な無音というのは、場合によっては逆に集中を阻害してしまうこともありますよね。


  • BGMを流す

周囲の音が気にならないような音楽を流すことができれば、これまで紹介してきたような防音グッズやコストのかかる工事などを行わずに、手軽に騒音問題を解決できるのではないでしょうか。もし防音や遮音対策に特化したコンテンツがあれば、管理会社の人も住民向けに紹介も可能ですよね。

もしBGMでの対策にて、コンテンツにお困りの方がいらっしゃいましたら、こちら神山聴景事務所のYoutubeチャンネルで展開している、騒音をマスキングするBGMを試しにお使いください。

初めて聞くと「なんじゃこりゃ」と思うかもしれませんが、このアンバランでランダムな音が周囲の物音などを埋没させて掻き消してくれます。


工事・車・生活音などの騒音が気にならなくなる次世代型BGM


※音の種類によってはこのBGMでは対処できないこともありますので、ご理解いただけると幸いです。



神山聴景事務所について


神山聴景事務所はオフィスの音環境を改善して心地良いウェルビーングな環境を音楽音響で提供しています。

オフィス空間では配信サービスの音楽や自然音を使われている一方、その音による騒音問題は深刻で相談するところもなくそのまま運用してしまっている現状があります。

そうした問題を改善するべく当社ではオリジナルの音響設計に加え独自技術で開発した音源を提供しています。

ただこれらをそのまま提供するわけではありません。

空間の特性に合わせて、音響調整を行いそこに最適な音環境を実現させます。

空間特性とはどういうことかというと、その空間を占める『音』を指します。

例えば屋内は静かだけど外の交通騒音がうるさかったり、BGMが悪目立ちして騒音化していたり、足音が目立ったりなどその空間を占める音を探し出しそれが騒音として認識されているならば騒音をマスキングするための対策を行います。

昨今のマスキング技術は問題解決してるようにみえますが、長期的にみるとそのマスキング音が騒音になっているという実態が多数報告されています。

たかが音、されど音と思うでしょうが音は24時間耳にしているからこそ長期的な視点で見ると心身に影響を及ぼす可能性があるのです。

心地よさは「耳の環境」から、つまり耳から入る情報をデザインすることが健やかなライフスタイルに繋がります。


弊社のサウンドマスキング音を聞いてみたい方は下記のリンクよりデモンストレーションの予約をお願いいたします。


デモンストレーション[聴景デザイン for OFFICE]

https://www.soundscapedesigner.jp/service-page/demonstrationforoffice?referral=service_list_widget




株式会社神山聴景事務所









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