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サウンドマスキング導入後の課題|音源を見直して快適性を改善するという選択肢


設備更新の前に考えたい、音環境を見直すという選択肢

サウンドマスキング導入後の課題


サウンドマスキングを導入しているオフィスで、

・「会話は聞こえにくくなったけれど、音そのものが気になる」

・「長時間いると耳が疲れる」

・「もう少し快適にならないだろうか」

と感じたことはないでしょうか。

こうした違和感があると、「設備が古いのでは」「システムを更新しなければならない」と考えがちです。

サウンドマスキングに違和感があると、「設備を更新するしかない」と考える方は少なくありません。

しかし、実際には設備更新だけが改善方法とは限りません。

システム構成によっては、既存設備を活かしたまま音源を見直すことで、快適性を改善できるケースがあります。




サウンドマスキングの「効果」と「快適性」は別サウンドマスキング導入後の課題


サウンドマスキングの「効果」と「快適性」は別

サウンドマスキングは、会話を完全に消す技術ではありません。

背景音を加えることで、会話の輪郭をぼかし、内容を聞き取りにくくする技術です。

そのため、

マスキング効果があることと,心地よく過ごせることは必ずしも一致しません。

実際には、

・サーッという音が耳につく

・単調で人工的に感じる

・長時間いると疲れる

という声も少なくありません。

つまり、マスキング性能は十分でも、快適性には改善の余地があるというケースがあります。




原因はスピーカーではなく「音源」かもしれない



サウンドマスキングに違和感があると、

・スピーカー

・音量

・配置

に目が向きがちです。

もちろん、それらは重要です。

しかし、最終的な聞こえ方は、

・音源

・DSP

・アンプ

・スピーカー

これらすべてで決まります。

同じスピーカーでも、どんな音源を流すかによって、空間の印象は大きく変わります。

高域が強すぎる音。変化が少ない単調な音。空間に合わない周波数バランス。

こうした要素が、疲れや違和感につながることがあります。



音源だけ見直せるケースがあります



ここで知っておきたいのが、設備更新だけが改善方法ではないということです。

サウンドマスキングシステムによっては、音源の変更ができない仕様もあります。

一方で、アンプに外部音源入力がある構成であれば、既存のスピーカーやアンプをそのまま活かしながら、音源だけを変更・追加できるケースがあります。


つまり、大掛かりな設備更新を行わなくても、より快適な音環境を実現できる可能性があります。

もちろん、すべてのシステムで対応できるわけではありません。

メーカー仕様やDSP構成、保証条件などによって可否は異なります。

だからこそ、まずは現在のシステム構成を確認することが重要です。



設備更新の前に確認したいこと

サウンドマスキング導入後の課題|音源を見直して快適性を改善するという選択肢


サウンドマスキングの音源を見直せるかどうかは、まず現在の設備構成を確認することから始まります。

特に確認したいのは、音源再生機器やアンプ、DSPなどに外部入力がある構成(AUX入力・LINE入力など)があるかどうかです。

サウンドマスキングシステムによっては、専用音源しか再生できないものもあります。

一方で、アンプに外部入力が備わっている構成であれば、既存設備を活かしたまま別の音源を再生できる可能性があります。


外部入力を使った音源更新のイメージ


音源以外の改善方法



サウンドマスキングの聞こえ方は、音源だけで決まるわけではありません。

システムによっては、外部機器を追加することで音の印象を改善できるケースがあります。

例えば、外部イコライザーを追加する


簡易的なサウンドマスキング装置では、周波数バランスを細かく調整できない場合があります。

このような場合、アンプの前段に外部イコライザーを追加することで、

・高域を少し抑える

・低域を整理する

・空間に合わせた音質へ調整する

など、音源そのものを変更しなくても聞き疲れを軽減できる可能性があります。

すべてのシステムで効果があるわけではありませんが、設備を更新する前に試せる改善策の一つとして検討できる場合があります。


いまさら聞けないPA機器講座 EQ編



神山聴景事務所が考える音環境デザイン



神山聴景事務所では、サウンドマスキングを「ノイズを流す設備」とは考えていません。

重要なのは、その空間で働く人が

・集中しやすい

・疲れにくい

・自然に過ごせる

音環境になっているかです。

私たちは、このような人・空間・音の関係まで含めて設計する考え方を「聴景デザイン」と呼んでいます。



まとめ



サウンドマスキングに違和感があるからといって、すぐに設備更新が必要とは限りません。

システムによっては、既存設備を活かしたまま音源を見直せるケースがあります。

もちろん、すべての設備で対応できるわけではありません。


しかし、「設備を入れ替える」か「そのまま使い続ける」かという二択ではなく、「音源を見直す」という第三の選択肢があることは、知っておく価値があります。


神山聴景事務所では、現在のシステム構成や音環境を確認したうえで、既存設備を活かせる改善方法も含めてご提案しています。


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「聴景デザイン」は、神山聴景事務所の商標登録です

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